みんなで仲良くするのがインターネットの世界になればいいのにね

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ソフトウエア大手のオラクルがネット検索の王者グーグルを著作権侵害などで訴え、総額90億ドルの損害賠償を求めてから、もうすぐ10年になる。


グーグルはスマートフォン用の独自OS(基本ソフト)アンドロイドの開発に当たり、オラクルが権利を所有するプログラミング言語JAVA(ジャバ)のコード1万1500行を承諾なしに組み込んだ。
ラクルはこれを知的所有権の侵害と見なし、10年に提訴した。


グーグルは地裁レベルで2度勝利した。
しかしいずれも控訴審で覆され、オラクルに有利な決定が下った。
そこでグーグルは上訴を決め、最高裁の判断を仰ごうとしている。
175の企業、非営利団体、個人が署名したグーグル支持の意見書15通も提出されている。


裁判の最大の争点は、「アプリケーション・プログラム・インターフェイスAPI)」がどこまで著作権法で保護されるかだ。
APIは今日、どんなアプリケーション(アプリ)にも使われている。
誰が開発したものであれ、あらゆるアプリが相互に、シームレスにつながるようにする結節点がAPIだ。